2008年01月23日

沖縄「市」レーベル??


沖縄タイムズ2008年1月23日(水) 朝刊 27面
沖縄市がCD制作販売/音市場とレーベル設立へ
「夢を追う若手アーティストを応援したい—」。音楽によるまちづくりを目指す沖縄市(東門美津子市長)がコザ・ミュージックタウン音市場(市指定管理者・ミュージックウェーブ)と連携し、CD制作と販売を手掛ける「パブリックレーベル」の設立を進めている。行政がレーベルを立ち上げるのは全国初で、その名も「Aサイン・レコーズ」。今年三月に第一弾として、インディーズ八バンドが参加したアルバムを発売する予定だ。今後は音市場でのライブや、スタジオ収録した音源を同レーベルでCD化し、沖縄市から全国に向けて発信する。(吉川毅)

 同市は二〇〇七年十一月から、厚生労働省が支援する「音楽ビジネス振興を軸とした観光のまちづくり人材育成事業」の一環として「音楽プロデュース講座」(主催・市地域雇用創出推進協議会)を開催。アーティストが、著作権などのマネジメントやプロモーションといった音楽ビジネスの実践を学んできた。

 アルバムリリースに向け、全六回の講座を受けた八バンドがレコーディングを済ませており、早ければ三月に県内で販売、その後、全国のCDショップに並ぶ予定だ。

 音楽関係者によると県外の大手レーベルからCDを発売した場合、著作権などのマネジメントが業者主導になり、アーティスト側の商業的メリットが大きく削られるという。県内出身のアーティストが全国で活躍する現在も、印税などは地元に還元されていないのが現状だ。

 音市場の金城直樹副館長は「若いアーティストにとっても、沖縄市にとっても大きなチャンスだ」と目を輝かせる。

 事業にかかわる市経済文化部企業誘致室の渡嘉敷龍さんは「第一弾CDは、版権などアーティスト側への配分を多くする。権利関係など法的な面でクリアすべき点を一つずつ解決して、軌道に乗せたい」。同室の照屋幹夫主幹は「人材発掘とともに将来的には市の経済活性化にもつなげたい。沖縄市発のCDが大ヒットして印税が入り、その一部が厳しい市財政に組み込める夢のような話が現実になればすごい」と大きな期待を込めた。


さーさーさーさー
この企画どうみます?地元に還元するといっておりますが。
一方的に業者の取り分が多い云々という表記がなされておりますが。
企業にマネジメントをやっていただいているから安心して制作活動ができるというのもあります。
あ。沖縄市のマネジメント能力を試すということでしたらどうぞどうぞといったところでしょうか(悪w)




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この記事へのコメント
試す意味合いで8バンドを実験台か...
安いな...(▼▼)
Posted by uhe at 2008年01月24日 02:50
どんな作品がでるんでしょうかね。
それ次第なんですけど。
結局はレコード会社が行政にとってかわっただけで
同じ穴の狢になりそうな気もしますが
やること自体には全然構わないと思います。
Posted by FT at 2008年01月24日 23:17
まぁ聴いてる方は作品次第なのかもしれないですが、
結局『金』の動きでアーティストは作品を出せなくもなります。
お忘れ無く。

CDを出せた、ではなく、出し続けられるか...
Posted by uhe at 2008年01月25日 00:22
芸能で財政を賄うという発想はさすが沖縄って感じがします。
しかしレコード会社っていつも悪者にされちゃいますね(笑
Posted by Ryuzo、Ryuzo、 at 2008年01月27日 10:48
出し続けられるかといえば
難しいでしょうね


くわばらくわばら
Posted by FT at 2008年02月02日 12:17
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